BtoB企業のブランディング / 株式会社ミズキ

こんにちは、それからデザイン代表・ブランドデザイナーの佐野彰彦です。
2年前よりそれからデザインが手がけさせていただいている株式会社ミズキのブランディングプロジェクトが、今、加速しています。

株式会社ミズキは、精密ネジ・シャフトの製造を専門とする機密締結部品メーカー。1939年(昭和14年)創設、70年を超える歴史を持つ企業です。「世界に通用する部品メーカー」というブランドコンセプトを掲げ、カメラ、ハードディスク、スマートフォンなどの精密ネジから、自動車、医療関連の機器まで、多品目のパーツ製造を手がけているBtoB企業です。

ハイレベルな技術者と、画像検査機等の充実した設備から、品質の圧倒的なクオリティー、不良品ゼロを実現しており、国内大手メーカーに限らず、海外メーカーからも信頼を集められています。

国内には、本社工場(神奈川県)と山梨工場の二拠点があり、香港・タイにも関連会社を持っていますが、多様化するパーツへのニーズにいち早く対応するため、現在、国内の二拠点を統合する新工場を建設しています。2017年の秋に完成予定です。

 

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新工場移転に関する記事が、本日(11月9日)の日本経済新聞にも掲載されました。

 
 

新工場建設に合わせ、ブランディングプロジェクトも加速をさせていくべく、今回、ウェブサイトを全面的にリニューアルいたしました。
株式会社ミズキの価値と魅力を積極的に発信していくため、コーポレートサイトをメディア化。マガジンコンテンツを綿密に計画し、取材・撮影・執筆を丁寧に行っています。

 

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株式会社ミズキ ウェブサイト

 
 

対談コンテンツ「未来志向の経営者たち」では、個性的なカメラやレンズを製造している株式会社シグマ代表取締役の山木和人さん、広告代理店代表取締役の横井司さん、株式会社ミズキ代表取締役の水木太一さんの3名によるクロストークを展開。

 

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「パラダイムシフト時代を生き抜く企業経営」と題し、ものづくり企業としての未来視点で、鋭くも熱いトークセッションとなっている。

対談コンテンツ「未来志向の経営者たち」

 
 

その他、今後、同社のウェブサイトでは、新工場建設プロジェクトの進捗を定期的に発信していく予定です。また、それからデザインでは、新工場の内装やサイン計画なども、ブランドデザインとして担当しています。

 

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新工場のパース。神奈川県綾瀬市の東名高速道路に隣接する好立地に約4400平方メートルの新工場が2017年秋に完成する

 
 

BtoB企業のブランディングの必要性

これまで、株式会社ミズキのブランディングでは、以下のようなアウトプットを制作しています。

 

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ロゴ、名刺、封筒、パンフレット等の他、ブランドコンセプトをポスターにして社内掲示したり、社章なども作成し、理念・想いの社内への浸透も計画している。

 
 

現在、それからデザインでブランディングを手がけている業種は多岐に渡っています。以前よりブランディングを必要としていたBtoC企業に限らず、ビルメンテナンス会社、金属加工会社、林業、システム開発会社、独立行政法人、国立大学など、BtoB企業や、行政、団体などからも多くの相談をいただいています。

ブランディングとは、モノやサービスをより良く魅せる技術ではなく、本質的な価値をつくり、魅力として発信することです。その意味において、業態・業種は問わず、その重要性に気づかれている経営者がとても増えているのだと実感しています。

特に、株式会社ミズキのような大手〜中堅のBtoB企業は、社外へ価値発信の他、社内へのエンゲージメント強化も経営において重要です。自社の本質的な価値に向き合い、アイデンティティを再定義し、その魅力を「デザイン」という形で可視化し、社内外に発信していく。
このような取り組みを、経営者の伴奏者として行っています。同社の理念や現場スタッフの仕事と真剣に向き合いながら、ブランディングを進めています。

今後も、本ブランディングプロジェクトにご注目いただければ嬉しく思います。

2016-11-09 | Posted in ブランディングのことComments Closed 

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