ブログのネタがない?

こんにちは、ブランドデザイナー/ウェブデザイナーの佐野彰彦です。
「ウェブは更新することが大切です。ブログを活用していきましょう」という言葉は、企業側のウェブ担当者なら、一度は必ず言われたことがあるのではないでしょうか。私自身は、ウェブサイト制作を受託する側ですので、幾度となく、この言葉をクライアントにお伝えしてきました。
コーポレートサイトには、「スタッフブログ」「社長ブログ」「開発者ブログ」などのコンテンツが併設されていることも多いと思いますが、実際にそれらをしっかりと更新し、運用を軌道に乗せることができている企業はさほど多くないと思います。また、更新は続けていたとしても、その努力が実際の反響や効果として帰ってきている実感を持てている企業は、さらに少ないはずです。

今回は、「企業のブログ活用」をテーマに、ブログを見返りの少ないただのルーチンワークとせず、しっかりと反響につなげていくためのポイントとコツについて解説していきます。

 
 

そもそも何のためのブログか?

そもそもプロのライターではない人が定期的に原稿を書いて、世の中に公開するということは、インターネットの普及以前はないことでした。なぜブログがここまで一般化したのかといえば、「編集されたプロ記事ではなく、リアルな現場の声が知りたい」というニーズがあるからに他なりません。自社のビジネスにブログを活用しようと考えた場合、「誰にどんなことを知ってもらうべきか」を常に意識して、記事を書くことが重要です。これはブログに限らず、あらゆるメディアづくりの基本ではありますが、一般企業のブログは、社員のたんなる日々の活動記録になってしまっていたり、ランチで何を食べたとか、仕事と直接は関係のない内容に終始しているものもみかけます。ブログの運営で最も大切なことは、「話題探し」です。読者によい印象をもたらし、かつ、自社のビジネスに貢献できる話題を適切に見つけることが重要になります。

 
 

読者ニーズから、テーマを掘り起こす

その話題をどう探せばよいか、という点ですが、難しく考える必要はありません。いくつかのポイントとコツがあります。
まず、読者が知りたい話題について触れることが大前提となります。時計のリペア専門にやっている会社を例に考察しましょう。その会社では、日々の仕事の中で相見積りを依頼されたり、価格についてのお問い合わせを多く受けていたとします。その場合、多くの顧客が気にしているのは「適正価格がわかりにくい」ということです。
しかし、実際には、時計の種類や故障状況などによって、部品も手間も変わってきますので、一律いくらです、というようなことを事前に伝えることは難しいわけです。また、簡易的な修理をするところもあれば、他の箇所の不具合も調べながら長持ちするように丁寧に修理する会社もあるかもしれません。
そこで、役立つのがブログです。時計の修理といってもその技術には差があることや、修理方法の違い、長持ちさせるコツなどをブログ記事にしていくのです。価格を知りたがっている読者に対し、単なる価格の差ではなく、価格以上の「価値」について発信するのも一案ではないでしょうか。具体的には、「修理方法と価格の違い」や「愛着のある時計を長持ちさせるために」というテーマで、自社の強みや長所を記事にしてみるのです。その際、宣伝文句のような言い回しは避け、日々の仕事の取り組みを紹介しながら、独自性とリアリティを持った伝え方をすることがコツです。

 
 

検索キーワードから、テーマを掘り起こす

もうひとつ、ウェブメディアの特性を利用して話題を探す方法があります。ウェブサイトやブログへのアクセス経路はいわゆる「検索」を介することが多くなります。読者(となる可能性のある人)は、自分の知りたいことを言葉で検索しているのです。自社の商品・サービスの購入や体験につながりそうな検索キーワードをリスト化しておき、それに合わせてブログを書いていくことも有効です。たとえば、「時計 修理 自分」というキーワードに対し、「時計を自分で修理するときの注意点」というブログ記事を作成しておくことで、その記事にアクセスしてもらえる確率が高くなります。

今回紹介した内容は、ウェブマーケティングの常套手段でもあり、基本中の基本ですが、大切なことは「独自性のあるブログ記事を書くこと」です。自社の活動やエピソードと合わせた、「熱量のある文章」を書くことで、その想いがあなたの未来顧客に届き、やがて必ずビジネスの成果となって帰ってくるのです。

 
 

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2017-02-10 | Posted in ウェブのことComments Closed 

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