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佐野 彰彦(サノ アキヒコ)
ブランドデザイナー/ウェブデザイナー
株式会社それからデザイン代表/TURN harajuku代表

1974年生まれ。神奈川県横浜市出身。明治大学理工学部数学科卒。株式会社それからデザイン代表。ブランド戦略から、デザインワークまでを一貫してプロデュースするコンサルティング型のデザイナーとして活動している。ウェブデザイナーとしてキャリアをスタートさせた後、現在は、ブランドコンセプト、ネーミング、ライティングのコピーワークから、CI/VI、ウェブ、グラフィック等のアートワークまで手掛け、クリエイティブの活動領域は広い。

10年間で250以上のウェブサイトを制作してきた経験から、「ブランディングの最重要ツールはウェブサイトである」という考えに至り、ウェブサイトを軸に展開するブランディング手法「ウェブブランディング」を考案。この分野のパイオニアとして、全国の経営者からオファーが多数寄せられている。

様々な企業や商品のブランドデザインを手掛けるほか、自社のブランド開発にも注力している。クリエイティブラウンジ「TURN harajuku」、スタートアップ向けクラウド型ウェブサービス「とりあえずHP」等をプロデュース。主な著書に「経営者のためのウェブブランディングの教科書」「ウェブ担当者1年目の教科書」(共に幻冬舎)がある。2015、2016年グッドデザイン賞受賞。
 
佐野彰彦インタビュー記事(Web Designing2015年1月号より)

 
 
学生時代から音楽に夢中になり、大学時代から下北沢のライブハウスで演奏をするようになる。作詞作曲のほか、バンドのウェブサイトやフライヤー等も夢中になってつくっていた。
1997年、株式会社山野楽器入社。商品開発や営業の現場を経験し、ビジネスの厳しさと奥深さを知る。広告の見せ方で売れ行きが変わることに強い興味を覚え、デザインを仕事にしたいと思うようになる。インターネットの黎明期であったことから、ウェブデザイナーになることを決意。2002年、ヤマハ株式会社の子会社にあたるデザイン制作部門に潜り込み、ウェブデザイナーとして音楽関連商品のプロモーションに携わる。
当時はウェブデザインの専門家がほとんどいなく、デザイナーが、グラフィックもエディトリアルもウェブも兼務していたため、ジャンルを超えたデザインの基礎を身に付けることができた。
2004年、独立し、笹塚にオフィス設立。2007年、法人化し、株式会社それからデザインの代表となる。2015年、東京・原宿にオフィス移転。2016年、デザインやクリエイティブの社会的な意義を発信すべく、クリエイティブラウンジ「TURN harajuku」をオープンさせる。
 
 
学生時代から、ずっと音楽をつくったり、デザインをすることが好きでした。大学の専攻は「理系の割には、実験もレポートもなく時間に余裕がある」という理由から、数学科を選んだのですが、今になってみると数学を勉強したことで、情報を整理して考える習慣が身につき、デザインをする上でも助けになっていると感じます。
10年以上、デザインの仕事をやってきて、昼夜問わずかなりの時間を費やしてきましたが、音楽活動も時折中断しながらも、意外と続けることができています。「キオクノオト」という名前で、これまでに2枚のオリジナル・アルバムをMIDI Creativeというインディペンデント・レーベルよりリリースしています。
デザインも、音楽も、好きだからこそ続けてこられたのだと思います。私にとって、デザインは仕事で、生活の糧になっているものだけど、「食べていくためだけのもの」ではないつもりです。よいものをつくりたい、という想いをいつも大切にしています。

[補足] 学生時代からデザイナーになるまでのことをブログに書きました